Table of contents (もくじ)
各ページ内容(Coming soon 少々お待ちください)
Coming soon 工事中ばかりですみません。順次書いていきますが、もし「この項目早く読みたい!」というご要望があればぜひ、お問い合わせページからお気軽にリクエストしてくださいね。2020/10/9現在、⑩冠詞のヒミツはほぼ完成。
①【代名詞のヒミツ】This That It は「これ、あれ、それ」ではない!
②【文型と品詞のヒミツ】日本語には実は主語がない
③【be動詞のヒミツ】I am Japanese.のam は「~は」という意味ではない
④【助動詞のヒミツ】do やdoesは単なる疑問文否定文作りの道具ではない
⑤【否定文のヒミツ】Yes・Noは「はい、いいえ」ではない!
⑥【時制のヒミツ】英語には「未来形」はない
⑦【自動詞と他動詞のヒミツ】楽しかった!はI enjoyedではない
⑧【分詞のヒミツ】私は「興奮している」のではなく「興奮させられて」いる
⑨【不定詞と動名詞のヒミツ】不定詞の「3つの用法」なんて本当はどうでもいい
⑩【冠詞のヒミツ】the Japanとは言わないのに、the USAにtheが必要なのはなぜ?
⑪【可算・不可算名詞のヒミツ】液体でも「数えられる」ビール
⑫【前置詞のヒミツ】イメージやジェスチャーでとらえるinやonなど
⑬【基本動詞と副詞のヒミツ】get up =「起床する」と丸暗記するのはもったいない
文法アレルギー!という方へ
学校で習った「英文法」にうんざりして、文法と聞くとアレルギー反応が出ちゃう人も多いかもしれませんね。実は私もかつてそうでした。英語は嫌いじゃなかったけれど、英文法の時間は苦痛で、成績も悪かったです。けれど「会話」の勉強を本格的に始めてから、「文法」は実は便利なものだと分かりました。ようするに「取扱説明書」です。それがないと途方に暮れる。
いや、取説とかマニュアルとかも読むの苦手!という人も多いかな(^_^;)。
それでも例えばDVDレコーダーとかなら、スイッチの入れ方、とか予約録画の仕方とかダビングの仕方、とかとりあえず覚えて使おうと思いますよね(それもメンドクサイ? そのくらいは頑張ってくださいよ(笑))。
幼い子は、特殊能力があるようです。いくつかの例から普遍的なルールをいつのまにか(自分も気付かないうちに)抽出する能力。だから文法を教えなくても自分で体得できる。でもある程度成長してからはそんな「本能」による強引な?進み方は難しい。さらには、すでに世界が幼児期からはぐんと広がってて、手探りで進める範囲ではなくなっている。文法は、別のたとえ方をすれば「地図」でしょうか。見知らぬところに放り出されてもそれがあればすいすい行きたいところに行けます。
(え?地図も読めない? 知らんがな(^_^;)
文法アレルギーが出てくるのは、基本を分かっていないうちに細かいことばかり問題にされてきたからでしょう。
そのレベルの文法はどうでもいい!…とは言いませんが、物事には順序があるということです。
ここでは「基本中の基本」から問題にしていきます。
そんなの分かってるよ?
ほんとですか?
たぶん大方の日本人は英語の本質を分かっていません。
英語は日本語とは違う
日本人が概して英語が苦手である理由はいくつもありますが、そのうち重要なひとつが
「日本語と英語は違う」
…ってことです。
え~あたりまえじゃん!
それこそそんなことわかってるよ!
何言ってんの?
ま、そうなんですが。
でもおそらく、英語と日本語は皆さんが思っている以上に違います。
例えば
中学1年生で習う
this/that/ it は、「これ・あれ・それ」じゃないし、
is/am/are(be 動詞)は「~は」じゃないし、
おまけにYes/Noは「はい/いいえ」ではない!!
んです。(詳しくは別項で)
そして語順が違う。
いや、もっと言えば、語順なんてわりとどうでもいい日本語と語順イノチの英語、という根本的な違い。
代名詞が重要な役割を担う英語と、代名詞なんて実はない日本語。
主語がほぼ必ず必要な英語と、主語なんて実はない日本語。
重要なことほど文の先の方にもってくる英語と、肝心なことは文の最後の方に出てくる日本語。
とにかくあらゆる点で違う。発想が違う。
え~そんなこと言われたら英語ますます無理な気がしてきた…?
いえいえ。オノレを知り敵を知る。
それが大切。違いを理解し意識すれば、だんだんそれらを切り替えられるようになってきます。
学習法が偏っている
長い間勉強しているのに、そして英会話学校に行っていてすらも、日本人がいつまでたっても英会話ができるようにならないのはなぜ?
チコちゃんは知っています。それは
学習の仕方が、偏っているから~~!
今どきはきっとそうでもないのでしょう。なにせ「学校」行ってたのはもう40年前…。
でもつい最近でも教科書など見せてもらうと、そんなには変わってないかな。まあでも、外人教師と接する機会もあるようだし、かなりマシになっているのでしょう。なのでここは、主として「かつての青少年」だった方々に向けて書いていますが
つまり、学校では「おべんきょう」をして「取説」もしくは「地図」のうんと細かいところまで問われる。
片や英会話学校に行くと「実践」が主体、ダイレクトメソッドでとにかくしゃべれ!
…あれ?こう書くとそれはそれでバランスがいいような?
はい、それらを有機的に結びつけることができさえすればね。
英会話学校がダイレクトメソッドで教えているのは間違っていません。とても大事なこと。
でも、そこに学校で習ったことが結びつかないのが問題なんです。
私の一つの目的は、その隙間を埋めて、せっかく習ったはずのことが実践の英語に結びつくようにすることです。